夏至

夏至

6月21日は、「夏至」。

一年で最も昼が長く、天地に陽の気が満ちわたる頃です。
光は極まり、やがて次の巡りへと静かに歩みをはじめます。田植えを終えた大地には恵みの雨が降り注ぎ、草木は瑞々しく息づき、風にもほのかな熱が宿り、夏の気配が深まってまいります。

この頃、日本では「梅仕事」の季節を迎えます。
熟した梅と湿り気を帯びた空気は保存食に適し、人々は農の実りを祈りながら梅干しや梅酒を仕込み、来る暑さに備えてきました。古くより梅の恵みを取り入れ、暑さをしのぐ養生としてきたのです。

やがて日はわずかずつ短くなりながらも、暑さと湿りはこれから盛りを迎えます。万物を育む恵みに感謝し、自然の巡りに歩調を合わせ、心身を調えて過ごしたい折です。

本品は、桃のやわらかく甘やかな香りに煎茶の渋味を重ね、ホーリーバジルの清々しさを添えた涼やかな一杯。
やさしい口当たりと心地よい余韻をお楽しみください。

Back to posts