立冬
11月7日は、冬が立つとかいて「立冬」。
秋に後ろ髪を引かれながら、冬支度をはじめる頃。
朝、息を吐くと空気が白く変わり、頬が赤らめば手はかじかみ、冷たい空気を全身で実感させられます。
立冬のブレンド茶では、京都府宇治市でつくられた、かぶせ茶「ほうしゅん」に、梨とシナモンの葉を合わせました。
かぶせ茶の濃厚な旨味とまろやかさの中に、スパイシーな香りと、洋梨をおもわせるフルーティな味わいを感じられます。
かぶせ茶とは、藁や寒冷紗などで茶畑を覆い、1週間から10日程度、日光を遮って育てられるお茶です。
この方法は「被覆栽培」とよばれ、実は春先の霜害を防ぐために“かぶせた”ことが始まりとされています。
さらに、それは約400年前、宇治で行われていました。
偶然の導きなのか、茶の木を霜から守る行いが、旨味が強く、また鮮やかな緑色をした、日本ならではのお茶をつくりあげたのです。
かぶせ茶ならではの“旨味”のお茶をのんで、心ゆくまでじっくりと温まっていただけますように。