春分

春分

3月20日は、「春分」。

昼と夜の時間が同じになり、大きな季節の分かれ目となるころ。

日本では先祖、そして自然への感謝を胸に、春を祝福する特別な日です。

七十二候の中で、春分の次候は「桜始開(さくらはじめてひらく)」。3月25日から29日までの期間のことで、桜が咲き始める時期にあたります。

桜の木からうまれた蕾にとって、“はじめて”ひらく瞬間が訪れます。

既に出会った誰か、どこかで読んだ本、去年得られた経験から、ふとした瞬間に新たな知見や閃きを受け取ることがあります。

新しい出会いを求めずとも、既に自分の手にあるものから、何かが“はじまる”のかもしれないですね。

そんなことを考えている間に、桜の花があっという間に散っていくことを思えば、先人たちのように人の一生と重ねずにはいられません。


そんな春を祝福する春分には烏龍茶「香駿」に桜と桃の葉、月桃の葉を合わせました。

上品で甘い桜の香りが華やかな烏龍茶と一体感を成し、すうっと心地良く入ってきます。後から鼻をくすぐるように野草やナッツの香りも現れ、自然に満ちあふれた滋味深い味わいです。

余韻は軽やかに、それでも不思議と満足感のある味わいに仕上がりました。今しか味わえない日本の春の風味をじっくりとお愉しみください。

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