夏至

夏至

6月21日は、「夏至」。

一年で最も昼が長く、夜が短い日にあたるのが、「夏至」。

夏を迎えて、どんどん暑さが増していくころ。

夏至を表すブレンド茶では、静岡県牧之原市の紅茶「くらさわ」に、WABARAと生姜、レモンの果皮を合わせました。

コクのある甘い花の香りから、ほろ苦いレモンの酸味が広がり、すっきりとした後味を愉しめます。

夏の夕暮れを佇みながら、ひと休みする時のお供にぜひどうぞ。


「夏至」は、一番茶がとれる八十八夜から約40日後となり、二番茶が採れる時期にあたります。

日本の古い茶業書に「夏至ごろには芽も堅く、香気乏しけれど、量としては多し」と二番茶の言葉が残っており、一番茶と比べると渋味の成分が強くなり、すっきりとした印象が分かります。

さっぱりとした味わいの焙じ茶や冷茶に向いているとされていますが、二番茶で紅茶や烏龍茶などの発酵茶をつくる農家さんもいます。

その土地の茶の木によって、つくる茶師によって、どんなお茶になるのかは千差万別です。

さらに、太陽の力がもっとも強くでる夏至の朝露は昔から身体に良いと言われて居ます。

二番茶は最も太陽の力を蓄えたお茶。

それぞれのお茶の良さをぜひ愉しみながら感じていただきたいです。

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