霜降
10月23日は、「霜降」。
霜降とは、露も霜となって降ってくるという意味。
秋が一段と深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなっていきます。
そんな霜降の季節、宮崎県五ヶ瀬でつくられた「在来種」の紅茶に、金木犀と柿の葉を合わせました。
華やかな香りの中に甘みを感じられ、湯を入れると金木犀がきらきらと舞い、季節の情景が浮かび上がります。
金木犀は街路樹として見かけることが多く、日本三大芳香木の一つとも言われています。道を歩けば漂う、その甘い香りには馴染みのある方も多いのではないでしょうか。
中国原産の木で、「桂花」と書かれます。古代中国では、神話上で月と結びつけて語られることが多くありました。
たとえば「月中に桂(木)がある」という観念があり、月の中にみるその花を、中秋節の風物として愛でていたそうです。
月に映されていた金木犀を、お茶に浮かべて飲む時間もきっと尊いものになるはず。
いつもよりじっくりと煎を重ねて、お茶のひとときをお愉しみください。